【サポート詐欺】画面に乗っ取られた旨の警告が出て、表示された番号に架電
2025/10/23【サポート詐欺】画面に乗っ取られた旨の警告が出て、表示された番号に架電
被害総額:220,000円
発生日
手口
経緯・概要
- 10月7日:インターネットを利用中、パソコン画面に「乗っ取られた」旨の警告画面が出たため、画面に表示されている電話番号へ連絡した。すると、電話に出た相手から指定のURLに接続するよう指示があり、言われるがままに操作をし、氏名・携帯電話の番号を伝えた。
- 10月8日:携帯電話に海外の番号から複数回着信があり、電話に出た相手から前日の対応の続きと、料金の振込を指示されたため、指示に従いA銀行のインターネットバンキングを操作し、1,000円を送金しようとした。しかしA銀行では即時振込停止措置がされていたため、翌日発信の振込予約となった。
- 10月9日:別のB銀行のインターネットバンキングへログインし入出金明細を確認したところ、10月8日に22万円の不正送金が実施され、さらに10月9日にはA銀行の自分の口座から5,000万円の振込が入金されていることが判明した。インターネットバンキングの不正操作が行われていたため、それぞれの金融機関のWEBセンターに連絡し、インターネットバンキングの利用停止の手続きを行った。なおB銀行の不正送金は、10月8日に気が動転していたためインターネットバンキングのIDやログインパスワード・ワンタイムパスワードを教えてしまった可能性あり。また、A銀行からB銀行への不正送金は、10月8日に犯人が遠隔操作でA銀行のインターネットバンキングからB銀行宛の5,000万円の振込予約を実施し、翌日以降にB銀行のインターネットバンキングから犯人側の口座に送金しようとしたのではないかと思われる。
被害者
セキュリティ対策状況
- 市販ウイルス対策ソフト:不明
- 金融機関提供のウイルス対策ソフトの導入:不明
以上