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4月22日 午前11時ごろ県警を名乗る女性(以下、女性A)から電話がかかってきて「警察からの出頭通知は届いているか?無視していないか?」と言われた。被害者は、女性Aの声や落ち着きから本物の警察官だと思った。女性Aは、「あなたに凍結差押令状と逮捕状が出ている。担当は大阪府警になるので、大阪府警に転送します。」と言い、電話を転送した。
今度は、大阪府警を名乗る女性(以下、女性B)が電話に出て、「あなたに凍結差押令状と逮捕状が出ている。捜査上必要なため、電話とLINE両方で通話をし、過去の回線履歴を調べさせてくれ」と言ってきた。指示に従いいLINEに切り替えると、すぐに凍結差押令状と逮捕状が送られてきた。
さらに、女性Bから「こちらで逮捕した犯人が、他人のキャッシュカードを300枚ほど保有していろんな口座に振込みをしていた。その振込先の中にあなたの口座があった。犯人はあなたのことを知っていると供述している。不正取引があったか調査しなければいけないので、指定する口座にお金を振り込んで欲しい」と言われた。また、「あなたは、優先度の高い重要参考人の為、大阪地検の検事と直接状況説明をしてほしい」と言われ、検事(以下検事C)に電話を転送。(LINEの方は女性Bと繋がったまま)
検事Cからは、お金の流れを調べるために「指定口座にお金を振り込んで欲しい。所有している口座で今申告がないものは、不正利用の対象口座として本日付で凍結する。全てのお金を調べる必要があるので、全額振り込んで欲しい。」と言われた。
知らない間に犯罪にまきこまれたと思い込み、自分で指定された口座に振込んでしまった。13時~14時頃、不審に思い警察に連絡して詐欺であることが判明。17時頃に警察立ち合いのもと、金融機関にも電話連絡をした。
以上