チャットによる問い合わせ

【サポート詐欺】「ウイルスに感染している」表示でマイクロソフトに架電

2025/05/29【サポート詐欺】「ウイルスに感染している」表示でマイクロソフトに架電

被害総額:1,000,000円

発生日

  • 2025年1月27日(火)(報告日:2025年5月7日)

手口

  • サポート詐欺

経緯・概要

  • インターネット閲覧中に大きな警告音と「ウィルスに感染している」と表示され、Microsoft 社と書いている番号に電話した。ジャック・ウィリアムと名乗る33歳の男性が電話応対し、途中で日本語に変わ った。言葉巧みにパソコン・スマートフォンへの遠隔操作アプリのインストールを促され、指示に従いローマ字と数字を入力したところ、相手の顔も見れるアイコンが表示された。「インターネットバンキングは法人用か個人用か」「ハッキングされてお金を盗られていないか確認してください」と言われ、パソコンで個人用インターネットバンキングにログインをした(ID・パスワードは教えていないがログイン時に記憶させていた)。
  • パソコンには偽のウィルス駆除中の画面が表示され、××銀行の取引やAmazon の利用などを長時間にわたり聞かれた。その後は画面が真っ暗となったうえアイコンが並んでおり、犯人から「元に戻しましょうか」と言われ、再度また長時間が経過した。この間に遠隔操作で不正送金されたと思われる(携帯に遠隔操作アプリが入っていたことから、ワンタイムパスワードも詐取されたと思料される)。
  • 携帯に〇〇銀行のお知らせが表示され、心当たりがなくおかしいと思い電話をすると、○○銀行のネット定期が解約され、普通預金に入金されていたが、銀行側でインターネットバンキングが停止されており、被害はなかった。〇〇銀行から他金融機関も確認するよう言われ、心配になり取引している信用金庫に電話。信用金庫でも被害が発覚し、即座にインターネットバンキングの停止を依頼した。携帯会社等に確認したところ、携帯に1つ、パソコンに3つの遠隔操作アプリがインストールされていた。
  • (本事案は2025年1月27日に発生したものです)

被害者

  • 年齢:70歳代
  • 性別:女性

セキュリティ対策状況

  • 市販ウイルス対策ソフト:有(更新:不明)
  • 金融機関提供のウイルス対策ソフトの導入:不明

以上

Powered by i-ask