チャットによる問い合わせ

【サポート詐欺】パソコンのメールを開いたとたんに警告画面が
突然現れ、画面がフリーズ・・・

2025/06/09【サポート詐欺】パソコンのメールを開いたとたんに警告画面が
突然現れ、画面がフリーズ・・・

被害総額:2,500,000円

発生日

  • 2025年4月25日(金)

手口

  • サポート詐欺

経緯・概要

    【2025年4月24日(木)22時過ぎ】
  • 自宅のノートパソコンを立ち上げメールソフトを開き、未読メールを確認していた。
  • そのうちの1通を開いたとたん警告画面が突然現れ、画面がフリーズ状態となり操作ができなくなった。
  • 警告画面には、「このパソコンはウイルスに感染しました。至急Windowsサポートセンターへ問い合わせしてください。」という主旨の内容が記載されており、問い合わせ先の電話番号が表示された。
  • 問い合わせ先へ電話するも、呼び出し音だけがなる状態であったため「時間外」であると思い、ノートパソコンの画面を閉じた。
    【2025年4月25日(木)10時過ぎ】
  • ノートパソコンの画面を開き、表示されている電話番号へ問い合わせをした。
  • カタコトの日本語を話す応対者へ事情を話したところ、「これからウイルスの感染被害状況を確認する」旨の説明がされ、遠隔操作によりパソコンを操作し始めた。この時、「遠隔ソフトをインストールする」などの説明はなく、既にパソコンを勝手に遠隔操作していた。
    (※昨日のメールを開いた段階で、既に遠隔ソフトがインストールされた可能性がある。)
  • 相手側の「修復作業」が終了した段階で、「今後のセキュリティのためサポート費用が発生する。3 年・5年・7 年のコースから選択できる」との説明を受け「3 年サポート」を選択すると、¥49,999 のサポート費用が必要と説明された。
  • クレジットカードでの支払い希望を相手に伝えたところ、「クレジットカードでの支払いはできない。支払は銀行振込のみで、インターネットバンキングからの支払になる。スマホからではできないので、パソコンからの振り込みとなる。」旨の説明を受けた。
  • 振込をするためパソコンからインターネットバンキングを開き、自身の操作で利用者ID及びパスワードを入力し、インターネットバンキングにログインしたところ、遠隔操作で振込先情報を入力された。
    金額欄には¥49,999 を入力するよう指示された。また、最終的に入力する乱数表の暗証番号も自身で入力するよう求められた。
  • 振込送金が成立したが、何か違和感を感じたため、その場で自身のスマホから取引した内容を確認したところ、¥49,999 を送金したはずであるのに、金額が相違しており¥1,800,000 円が送金されていることに気づいた。
  • 相手の担当者にこの旨を伝えるも、カタコトの日本語で「話の意味が解らない」などと話した後、相手側から通話が切られた。
    【2025年4月24日(木)11時過ぎ】
  • 通話終了後、パソコンの画面に「私たちは詐欺です。警察へ連絡してください。」との内容の画面が表示されたため詐欺と気づき、警察署へ通報した。

被害者

  • 年齢:60歳代
  • 性別:男性

セキュリティ対策状況

  • 市販ウイルス対策ソフト:有(更新:有)
  • 金融機関提供のウイルス対策ソフトの導入:無

以上

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