被害総額：300,000円

発生日

• 2025年6月28日（土）

手口

• サポート詐欺

経緯・概要

• 《6月27日（金）夕方》
  パソコン操作中、警告音と共に突然画面が切り替わりウイルス感染の表示が出現した。表示された画面に連絡先があったので電話をしたところ、相手はカタコトの日本語を話す米国人を名乗る男性で、解除をするためには手数料1,000円の支払いが必要との依頼があった。そのため、支払いを承諾しインターネットバンキングにて振込手続きを行った。（実際には振込手続きがされていなかったことから、この時開いたインターネットバンキングの画面はフィッシングサイトで、ログインID・パスワードが窃取された模様）
• 《6月28日（土）》
  「＋」で始まる国際電話より着信があり、前日の手続きについて警察へ相談したのか？など質問された。不審に思い詐欺ではないのかと相手に伝えたところ、電話を切られてしまった。そのため、インターネットバンキングにアクセスし、口座の取引履歴を確認したところ、前日の1,000円の振込は送金されておらず、同日午後0時11分に300,000円の不正送金が行われていたことが発覚。取引金融機関へ連絡して口座取引停止をして、警察署へ通報し被害届を提出。
• 《6月30日（月）》
  取引金融機関に、インターネットバンキングの継続利用を申し出たところ、同じIDでの継続利用は今後被害が拡大する恐れがあるため、現在の契約は解約し、新たにインターネットバンキングの契約を行なった。

被害者

• 年齢：70歳代
• 性別：男性

セキュリティ対策状況

• 市販ウイルス対策ソフト：有（更新：不明）
• 金融機関提供のウイルス対策ソフトの導入：不明

以上