平素より格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
世界各国の金融機関に対して決済サービスを提供しているSWIFT（国際銀行間通信協会）から、海外送金に使用するフォーマットを国際標準フォーマット（MXフォーマット・ISO20022準拠）へ2025年11月までに切り替えることが求められています。
お客さまにご利用いただいている当金庫の海外送金等につきましても、新フォーマットへの変更を予定しておりますので、海外送金への影響ならびにお客さまへのご依頼事項について、下記の通りご案内させていただきます。

当金庫の対応スケジュールについて

当金庫窓口受付の新フォーマット移行日は、2025年11月4日（火）の予定です。

国際標準フォーマット（ISO20022準拠）への変更について

現行のフォーマットは長年にわたり大きな変更をしていないこともあり、増加する送金情報への対応が困難なほか、国際的なマネー・ローンダリング規制強化への対応にも課題が生じています。 海外送金のフォーマットを国際標準フォーマット（ISO20022準拠）に移行し、よりシステム処理に適した形でお取引に関する様々な情報を送受信することが可能となり、データ分析の精度やマネー・ローンダリング規制への対応を向上させることが期待されています。

ISO20022におけるフォーマットの変更イメージ

• 住所情報を細分化・明確化することで送受信する情報が拡充され、取引の迅速化が期待されています。ISO20022対応により、電文の作成がデジタル化対応を前提としたものに変わり、電文の内容が構造化・細分化することから、「海外送金依頼書」の改定を予定しています。

その他

ISO20022対応については委託銀行や中継銀行等も順次進められています。
各金融機関が海外送金のために締結する契約（コルレス契約）の内容や、中継銀行のシステム上の制約等を理由とする電文の発信方法の変更をはじめ、システムの変更等によるマネー・ローンダリング規制対応方法の変更も予想されます。
これらの変更により、2025年11月以降、中継銀行での予期せぬ手数料の徴収・資金の保留・返却、送金通貨の現地通貨への交換等が発生する可能性があります。
お客さまにはご不便をおかけ致しますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
本件につきまして、ご不明な点等がございましたら、以下のお問い合わせ先までご連絡ください。

お問い合わせ

多摩信用金庫　海外事業支援部
電話番号 042-523-9190（平日9:00～17:00）

以上

2025年9月26日現在